11日朝、朝日町にある家具製造メーカーの工場で火事があり、火はおよそ7時間半後に消し止められました。
警察によりますと、けが人はおらず、警察と消防が火事の原因を詳しく調べています。

11日午前7時すぎ、朝日町宮宿にある家具製造メーカー「朝日相扶製作所」の工場から白い煙が上がっていると警備会社から消防に通報がありました。

午前8時ごろに現場近くに住む人が撮影した映像では、工場の側面から大量の煙とともに火が噴き出している様子が確認できます。

消防などによる消火活動の結果、火はおよそ7時間半後の午後2時半すぎに消し止められました。

警察によりますと、けが人はおらず、警察と消防が火事の原因を詳しく調べています。

工場で火事があった家具製造メーカー「朝日相扶製作所」は、他社ブランドの注文を受けて生産を請け負う「OEM」に力を入れています。

ニューヨークの国連本部にいすを納品するなど国内外に多くの顧客を抱えています。

また、創業以来、リストラをせずに地域の雇用を増やすなど、地域に密着した経営を続けています。

ことし1月には、OECD=経済協力開発機構の担当者が、農村地域の経済発展を図るための現地調査の一環で、この会社を訪問していました。