今年1月に北谷町宮城でアパート屋上の倉庫が燃えた火災。

けがをした人はいませんでしたが、煙がもうもうと上がるなか消防車などのサイレンがけたたましく鳴り響き、早朝の住宅街が騒然となりました。

この火事をめぐりアメリカ兵の男が書類送検されました。

書類送検されたのはアメリカ空軍嘉手納基地所属の27歳の2等軍曹の男です。

2等軍曹は今年1月、北谷町宮城のアパートの屋上にある倉庫に侵入しナイフや千枚通しなどを持ち出したほか、不注意で火災を起こした疑いが持たれています。

警察はこの犯行の直後に近くにとめてあった車の中から現金を盗んだ現行犯で2等軍曹を逮捕しアパート屋上に侵入した疑いで再逮捕していましたが、裁判所の判断で釈放され、警察は火災との関連についても任意で捜査を進めていました。

逮捕当時、2等軍曹は警察の調べに「酒に酔っていて覚えていない」と供述していました。

警察は2等軍曹がどのような経緯で火事を起こしたのかや、その認否を明らかにしていません。

沖縄テレビ