8日夜、新潟市南区で住宅1棟が焼ける火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。火事のあと、この家に住む60代の男性と連絡がとれなくなっていて、警察が遺体の身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。8日午後9時すぎ、新潟市南区白根で通行人から消防に「住宅から火が出ている」と通報がありました。消防が消火にあたり、3時間近くたったあと火は消し止められましたが、この火事で関根静子さん(89)の木造2階建ての住宅が焼け、2階部分の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。警察によりますと、この家には関根さんと60代の息子が2人で暮らしていて、火事のあと、息子と連絡がとれなくなっているということです。また、関根さんも煙を吸い込んで病院に運ばれましたが、搬送時、意識はあったということです。警察が遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。現場は白根小学校から南西に400メートルほど離れた住宅街の一角です。